最小限の手間とお金だからではないですか

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2017年03月28日

近年の日本ではお葬式のスタイルが多様化してきているともいわれます。その典型的な代表は一般葬儀に成り代わり、家族葬が増えたことです。しかし葬式のスタイルはこれだけではなくて直葬と呼ばれるスタイルのお葬式も増えてきています。

このスタイルのお葬式が増える状況証拠として、全国各地の葬儀業者のプランにその名前が掲載されるところが多くなってきています。そのスタイルのお葬式が増えてきた最大の理由は、経費を最小限に済ませられることとなります。

このスタイルのお葬式では葬儀業者のプランにもよりますが、オプション抜きでのプラン自体の経費が一般葬の約3分の1、家族葬の約半額程度のところもあります。具体的な金額では直葬だとプラン自体の金額では20万円行くか行かないかくらいのところもあります。今の時代は困窮家庭が増えてることもあり、それも利用増加の一因となっています。次は余計な手間をかけてもらいたくないという故人またはご遺族の意向があります。現在主流となってる家族葬も元はといえば、近親者以外の人を遮断することで、余計な手間と神経を省く狙いがあります。直葬だとさらに人数を絞り込んで家族以外の近親者ですら遮断したり、お葬式自体をさらに簡素化して、祭壇や遺影設置を省略したり通夜や告別式の儀式自体を行わないで済ませられることになります。もちろん参列者の数自体が家族だけなど極限まで絞り込まれてるため、料理や返礼品の経費も0または最小限の金額で済ませられることになります。これらの手間を省くことで、お葬式自体で実際に発生する金額は、プランの何倍もの経費にはならず、ほぼプランに近い金額にすることができます。

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